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杉浦久子|建築家・アーティスト、昭和女子大学 非常勤講師、サイト・リノベーション・ラボ代表

1958東京生まれ。1987早稲田大学大学院・建築専攻修了。1989年から1994年にフランス国立建築学校パリ・ラ・ヴィレット校修了。1992年から昭和女子大学(現)環境デザイン学科(建築)専任講師に就任し、2024年に退任。現在は同大非常勤となり個人活動へ移行。1986年「現代の茶室」最優秀賞(旧姓:平井)や2019 年 「サイト・リノベーション(その17)」や2023年 「同(その21)」日本建築学会 発表表彰(南京玉簾システム)等、数多くの賞を受賞。

HP:https://sugiurahisako.wixsite.com/site

【杉浦久子のコメント】

「その場所と人との関係性や意味を発見し、場を再構築すること」を「サイト・リノベーション」と称し、「大地の芸術祭」等で地域の人・もの・環境など「風土性」と呼応した大型のインスタレーションを展開してきました。人の手の技・素材・ブリコラージュ。まだ沢山の宝が眠っています。

物質を伴うインスタレーションは保管、廃棄の問題があります。「南京玉すだれ」の構造システムと竹の菜箸を利用した、旅する茶室「WA-AN 和庵」(テヘラン「間」展出品)の「バージョン2.0」を、竹加工技術とのコラボにより、より高品位、一過性でないものにしたいです。


東洋竹工株式会社

京都特産の優れた孟宗竹・真竹・胡麻竹等の京銘竹を主たる材料とした、竹工芸品「京竹工芸」

明治時代に竹材業をはじめ、加工部門を昭和34年に独立させ、伝統的な茶華道具から最近では竹を使ったハイテク関連商品・現代的デザインのインテリア商品など新たな竹の用途開発にも力を入れています。

HP:https://www.toyo-bamboo.com